礼拝山 興亜観音(らいはいさん こうあかんのん)
こちらはほとんどの方はご存じないかと思いますが、日本人として大切にしたい場所です。
戦勝国の報復と言える極東軍事裁判(東京裁判)においてA級戦犯とされた松井岩根大将が「支那事変は友隣相撃ちて莫大の生命を喪滅す 実に千載の悲惨事なり……観音菩薩の像を建立し 此の功徳を以て永く怨親平等に回向し 諸人と倶に彼の観音力を念じ 東亜の大光明を仰がん事を祈る」と建立された観音像が祭られている、「礼拝山 興亜観音」のホームページです。
松井岩根大将から観音像をお守りすることを委ねられた伊丹忍礼住職、奥様の妙真尼、伊丹家長女妙徳尼、三女妙浄尼が、檀家無し、一般の寄付を収入源に80余年お守りされていたことを思うと、感謝の念に堪えません。
2023年、妙浄尼が入滅され、同年、住職代理 伊丹靖明師が不慮の事故で体調を崩されたことから、2024年、日蓮宗 運慶寺 田中智海師に法灯継承が行われることとなりました。
※某宗教団体関係者による安倍元総理狙撃事件が発生して以降、宗教法人規則が改正され法灯継承手続きに日数がかかることとなり、認可されるまでの間、伊丹靖明師がご住職に就任(令和6年10月10日付)されることとなったそうです。
管理人は浄土真宗で日蓮宗ではありませんが、そんな宗派違いの話ではなく、日本軍と中国軍が戦って多くの戦死者が出た戦地の土を日本に持ち帰ってその土で観音像を建立し、日中の平和を祈ったという松井岩根大将のお気持ちと、80余年、松井岩根大将の委託を受けたことをもって、この地を守ってこられた伊丹家の方々の、今どきの日本人では持ちえない【真心】が心を打ち、「礼拝山 興亜観音」をご支援したいのです。
※ 「七人之碑」:A級戦犯として処刑された七人の御遺灰が観音像の下に収められているそうです。これは別の話です。
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なお、歴史講座は先着順ですので、予約等は承っておりません。