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遊んできました (1)

 10月11日、始発の新幹線で京都、乗り継いで奈良(9:57着)に行きました。荷物をホテルに預けて、御朱印マラソンの開始です。

 

 まず、『興福寺』〈国宝館〉昔は有名な「阿修羅像」が入館者と同じ床に立たれていて三面のお顔を拝観できたのですが、今は高い位置に立たれた正面からの拝観になってました。なんとなく残念。御朱印受付には30人ほど並んでいて7割が外国人観光客。外国人観光客は、グループ全員で職員さんが御朱印に書を書かれるところを見ていましたね。外国人観光客も御朱印集めの楽しみに目覚めてしまったのでしょうか。

 

『東大寺』天平13年(741年)聖武天皇が国分寺(金光明寺:東大寺の前身)・国分尼寺(法華寺)の建立の詔が発せられたことを基としています。

『大仏殿』一般的に1か所の御朱印受付が5か所もありました。さすがです。(有名だからかタリフはありませんでした)

『二月堂』お水取りで階段の渡り廊下を松明を持った僧侶が駆け上がる映像は有名ですね。渡り廊下の天井が焦げていました。階段が急でした。(有名だからか案内タリフはありませんでした)

『三月堂』国宝の仏像が沢山おられます。(こちらは仏像主体のタリフがありました)

 

『手向山八幡宮』天平勝宝元年(749年)に東大寺大仏殿建立の際その守護神として宇佐神宮の第一号の御分霊をお祀りした八幡宮です。(こちらも案内タリフがありませんでした。御朱印を頂くと小さな案内書が付いてくるのですが、なんとなく物足りないです。)

 

『春日大社』神護景雲2年(768年)建立。手向山八幡宮~春日大社本宮~新薬師寺のルートを取ったために、荘厳な参道を歩けなかったのは残念ですが、私のちょっと不自由な足では仕方なかったのです。なお、こちらは御朱印を戴いても案内タリフも案内書もなかったです。

 

『新薬師寺』天平19年(747年)光明皇后が聖武天皇の病気平癒を祈念して創建された壮大な寺院でしたが、大風による建物崩壊等で今は当時の本堂、薬師如来坐像、十二神将立像等が残されています。少し離れた場所にあるので参拝者は少ないです。本当にこれまでのご住職と檀家の皆さんのご支援に感謝したいです。載せているのは当寺の御朱印です。ご住職の誠実さがにじみ出ている書で、私は好きです。

 

『元興寺』(がんこうじ)用明天皇3年(588年)蘇我馬子が飛鳥に建立した法興寺が養老2年(718年)に奈良に移されて寺名を『元興寺』に改めました。

 

 以上が、10月11日に御朱印を頂いた神社仏閣です。2024年の今、1200~1300年前の寺社が今だに信仰を集めていて、その歴史遺物に会える幸せに感謝します。

 

日本人は幸せですね。