今まで、沖縄県政の状況報告を忘れていました。(自分が知っていると、こういうことを忘れるのですよね)ということで、私なりの経過報告です。
1945年設置された米軍普天間基地、いつの間にか市街地が米軍普天間基地を中心として構成されることになり、その市街地住民が普天間基地の危険性を語りだし、日本国政府と米軍の間で普天間基地を辺野古に移転することにしました。
「オール沖縄」陣営は、”辺野古移転に反対する”ことが発足以来の命題であり、”辺野古移転に反対する”色々な訴訟を起こしましたが、最高裁で否認される状況が続いています。
そして”辺野古移転に反対する”ということで沖縄県民の支援を受けてきた「オール沖縄」ですが、”辺野古移転に反対する”だけでは県民の賛意を得るには難しい時代になったようで、2024年6月16日に行われた沖縄県議会議員選挙において、当選した自民党候補、公明党候補、無所属保守系候補で、県議会の過半数を超えることになりました。つまり、県議会で「オール沖縄」の意向に反対することが出来るようになったのです。
その状況下で起きた安和桟橋事件ということになります。
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1.10.17八重山日報🔗【視点】辺野古「ワンイシュー」は終わった
゛10年前は辺野古移設の是非が「ワンイシュー」として問われる雰囲気だった。
今選挙では自民党の裏金問題に伴う政治改革、物価高騰対策、自衛隊の「南西シフト」、日米地位協定の改定などが争点になっている。
沖縄の国政選挙は辺野古「ワンイシュー」という異常な状況から脱した。有権者が沖縄の将来について冷静に考えることができる環境がようやく整った、ということだろう。"
2.06.17🔗沖縄県議選、不支持派勝利で知事、民意の後ろ盾失う 生活に直結の課題なおざり
゛玉城県政が基地問題に精力を傾け国と対立を深める中、足元の地域経済は疲弊。沖縄振興予算は3年連続で減額が続き、県民所得も全国で最も低い。子供の貧困の問題も深刻だ。インフラ整備も進まず、道路の白線や案内標識の劣化も目立つ。基地問題に重きを置くあまり、生活に直結するこれらの問題がなおざりになった。”
3.03.01🔗辺野古代執行訴訟、沖縄県の敗訴確定 最高裁、上告受理せず すでに工事に着手
゛米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡る「代執行」訴訟で、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は、県側の上告を受理しない決定をした。2月29日付。国側の請求を認め、軟弱地盤の改良工事のために防衛省が申請していた設計変更を承認するよう県側に命じた福岡高裁那覇支部判決が確定した。”
4.03.01🔗沖縄・玉城知事、代執行訴訟敗訴確定も「反対の立場いささかも変わらず」
゛「民意」を根拠に司法判断にあらがい続けた玉城知事は「辺野古『新基地』建設に反対する私の立場はいささかも変わるものではない」と述べ、「引き続き政府に対し、対話によって解決策を求めていく」と強調した。”