本日の産経新聞に埼玉県川口市で問題になっている「クルド人難民」について衝撃的な記事が掲載されました。
20年前、「難民認定」で訴訟を起こすクルド人が増えたので、入管職員が現地調査を行って、「該当者の出身地は『出稼ぎ』村だった」との報告をしたところ、クルド人の弁護団が日本弁護士連盟に働きかけて、日本弁護士連盟から当時の法相あてに「人権侵害だとの警告書」が出たために、その報告は封印されたという話と、現地の状況レポート2件と最後の、トルコで成功した、学歴のあるクルド人の言葉から、「日本に来るクルド人の難民申請は無理筋だよね」と、日本における「クルド人問題」の本質を突く記事でした。
※1は産経新聞が、20年前の事件を発掘した記事。2・3は産経新聞記者が現地に飛んで取材した記事。3は難民問題の専門家である滝沢三郎・東洋英和女学院大名誉教授もまた、今年3月にトルコ各地で調査してきた内容と、26日の産経抄に記載されていましたので、5を追加しました。
詳細は青文字をクリックすると該当のネット記事に飛びますので、ぜひご確認ください。
1.🔗川口クルド人「出稼ぎ」と断定 入管が20年前現地調査 日弁連問題視で「封印」
゛埼玉県川口市に集住するトルコの少数民族クルド人をめぐり、法務省入国管理局(現・出入国在留管理庁)が20年前の平成16年、難民認定申請者の多いトルコ南部の複数の村を現地調査し「出稼ぎ」と断定する報告書をまとめていたことが24日わかった。しかし日本弁護士連合会が「人権侵害」と問題視したことから、調査結果は表に出なくなった。”
2.🔗「軍と警察呼んだ 」川口クルド人の出身地訪れた記者を恫喝 両親「日本で成功の息子誇り」
゛ところが、母親がその場で川口にいる息子とビデオ通話を始め、汽車の名刺を見せたところ、男性は激高した。あまりの剣幕に家の外に出ると、冒頭の電話がかかってきた。政府の迫害から日本に逃れたという「難民」がトルコ軍屋警察を動かすのだろうか。”
3.🔗「難民なんて全部ウソ」「働くため日本へ」川口の難民申請者の8割、トルコ南部3県に集中
゛村の配管工のクルド人男性(47)は自身も日本で13年間働き、しっかりとした日本語を話した。
「航空券代は10万円くらいだから、ちょっと働けば買え、日本でもっと稼げる。借金していく人もいるが、すぐに稼いで返せる。」。川口に在留しているクルド人に触れると、「われわれが難民だなんてウソ。みんな上手にウソをつく」と話し始めた。”
4.🔗トルコで成功するクルド人、経営者や政治家も 川口の同胞は「努力せず不平言う」
゛「小学校まで5キロの道を歩いて通った。休日はヒツジの放牧を手伝った。私は決して勉強ができたほうではないが、これまでクルド人だからと差別されたことなどない」”
゛「外国の人からクルド人は迫害されているのかと聞かれることがあるが、私は迫害はないが差別はあると感じる。言葉の壁もあり、自分たちが少数民族と思い知らされるときもある」”
゛かつてクルド人の主な行き先だった欧州諸国は近年、入国審査が厳しくなり、密航には高額な手数料がかかる。査証(ビザ)が免除され、相対的に渡航費用が安い日本が流入先になった、と指摘する。難民問題に限らず、現場に足を運ばないと真実は見えてこない。”