メディア側の方である桑原聡氏が、兵庫県知事選挙における「オールドメディア」の戦略と反省、「SNS」が果たした役割、2つの情報源の今後のあり方を考察されています。
また、立花孝志氏が兵庫県知事選挙で起こした大きな波。そして立花孝志氏を「トリックスター」であると語るその内容が面白いので、ご紹介します。
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🔗立花孝志氏はトリックスター 政界に新しい風を起こすか、それとも混乱をもたらすだけか
〝オールドメディアは地道な取材を通じて得たエビデンスの積み上げをしてきたのだろうか。県議会の議員たちは県職員に丁寧な聞き取り調査を行ったのだろうか。両者は沈黙の螺旋に巻き込まれて同じ角度からものごとを眺め、お気楽にぐるぐると旋回していただけではなかったか。
SNSの存在しない時代であれば、有権者も沈黙の螺旋に巻き込まれ、斎藤氏の当選は絶対になかったはずだ。今回の結果は、両者に反省と丁寧な検証を迫る画期的なものだった。”
〝トリックスターとは、世界各地の神話に登場する、いたずら好きで変幻自在で途方もないことをやってのける道化のことだ。日本の神話ならスサノオがそれにあたる。文化人類学者の山口昌男さんはトリックスターの特徴や働きを次のように記す。”