昨年令和6年は1月1日に発生した能登半島地震のため取りやめとなりました。令和3年、4年はコロナ禍の為に取りやめとなりました。従って今上陛下におかれましては、令和2年、令和5年、令和7年と3回目の「新年一般参賀」だったのです。写真や映像には上皇陛下ご夫妻のお姿もあり、誠に感慨深いものがあります。
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1.🔗皇居で2年ぶり新年一般参賀 陛下、被災者ら案じられ「安らかで良い年に」
〝新年一般参賀が2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方が、宮殿「長和殿」のベランダで参賀者に応えられた。午前10時10分からの1回目の参賀には、上皇ご夫妻、両陛下の長女の敬宮(としのみや)愛子さま、秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さま、常陸宮妃華子さまも参列された。”
このページには天皇陛下がお言葉を述べられる動画が貼ってあります。
天皇陛下のお言葉です。
「新年おめでとうございます。皆さんとこうして新年を一緒に祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年の元日に発生した能登半島地震や、各地で起こった大雨の災害などにより、いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。いろいろと大変なこともあるかもしれませんが、本年が皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っております。年の始めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。」
2.宮内庁HP🔗天皇陛下のご感想(新年に当たり)
「昨年は、年初の能登半島地震を始め、台風や豪雨などによる災害が各地で発生したほか、物価の上昇などもあり、多くの人にとって御苦労の多い年であったことと思います。困難を抱えている人々のことを案じると同時に、そのような人々のため、また、社会のために地道に活動に取り組んでいる人も多いことをうれしく思っています。今年も、人々がお互いを思いやり、支え合いながら、様々な困難を乗り越えていくことができるよう願っています。
今年は、戦後80年の節目を迎えます。終戦以来、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられた一方で、現在も戦争や紛争により、世界各地で多くの人の命が失われていることに深い悲しみを覚えます。平和な世界を築いていくために、人々がお互いの違いを認め合い、共に手を携えて力を合わせていくことの大切さを感じます。
新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります。」