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東京から福井に移住した男性の、つましくも心豊かな生活

 これまでの、東京を頂点とした「物質的豊かさ」を希求するライフスタイルだけではなく、地方で地元に根差した「心の豊かさ」を求めるライフスタイルという選択肢があっても良いのではないか。

 

 まとめるとこんな感じの、こころがほっこりする記事です。

 

 私自身も、文化の中心であり知的刺激を与えてくれる首都圏に住まう楽しみよりも、居住地の共同体の中の人間関係に悩んでいたこと(自分の心の安らぎ)の方が大きな問題と考えて小倉に移住してきました。今は心穏やかに好きなことだけに注力できる生活を楽しんでいますので、この記事の男性に近いのかもしれません。

 

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〇🔗豊かさの「世界線」 物質的な指標は過去のものに 個人と共同体が両立する幸せの定義とは

 〝始発で出勤し、午後9時まで接客。資料作りや予約業務をこなし、終電で帰宅。同じ風景、変わらない日常。時間に追われ、食事はファストフードばかり。「ただただ効率を求めた生活だった」

 成長を求めて、日本一周の旅に出た。旅路で訪れた古民家宿で働いていた有希(ゆうき)(28)と恋に落ち、3年半前に2人で永平寺町に移住。翌年、結婚した。”

 〝田で米を、畑で20種類ほどの野菜を育てている。鶏舎には35羽のニワトリがいて、卵を産む。くくりわなを作り、鹿も捕らえる。夜には手作りした五右衛門風呂で汗を流す。”

 〝あなたにとって、豊かさとは。夫婦と祖母の3人でほぼ自給自足の生活を送る芳沢に問うと、こんな答えが返ってきた。「食事があって、寝床があって、自給自足ができて、足りないものを買うお金を稼げること」”