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歴史を取り戻す勇気を持て 岩田温氏

 戦後日本人はGHQによって植え付けられた東京裁判史観(過去の日本を否定する)と、それを利用して美しい日本の歴史と文化を壊そうとしている左を向いた人々によって、終戦前まで語られていた様々なことを忘れてしまいました。

 

 様々な保守論客の方々が、日本の歴史を取り戻そうと努力されています。

 岩田温氏は、「新しい歴史教科書を作る会」初代会長を務められ、昨年11月1日に亡くなられた西尾幹二氏の「誰が見ても天皇には戦争責任がありますよ」という言葉は、「戦争責任とは何なのか」ということを問うためであったとの考察から展開する話です。

 

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〇🔗歴史を取り戻す勇気を持て…保守派の論客・西尾幹二氏から日本国民が今こそ学ぶべきこと

 〝昭和天皇に戦争責任はなかったとの論理はアメリカの知日派の創り出した論理だった。全ての責任は日本の軍部にあり、昭和天皇も日本国民も、軍部に欺かれた被害者であったという理屈である。しかし、よく考えてみれば軍部に全ての責任があったとの論理には、隠された大前提が存在する。日本が無謀な侵略戦争を惹起(じゃっき)したとの前提だ。侵略戦争であったから、戦争責任が存在することになる。”

 〝我々が取り戻すべきなのは、我が国の歴史であり、そのための勇気である。知性は往々にして卑劣さと結びつき、堕落する。連合国軍総司令部(GHQ)に迎合した左翼、権力におもねる知識人は数知れない。今こそ勇気ある知性を持った西尾氏から学ぶべきことは余りに多い。戦後日本の偉大な知識人だった。”

 

 ふと思い出した占領軍司令官であったマッカーサー氏が「戦争は自衛の為だった」とアメリカの議会で語ったという話をググったらあった、10年前「戦後70年」での産経新聞の記事です。

 

「老兵は死なず。ただ消えゆくのみ。」の言葉で有名なダグラスマッカーサー連合国軍最高司令官が1951年4月、米上下院合同会議で退任の演説の中で「日本は侵略ではなく自衛のためだった。」との内容を話したという記事です。 

〇🔗老兵・マッカーサーはなぜ「日本は自衛の戦争だった」と証言したのか…

 〝「日本は4つの小さい島々に8千万人近い人口を抱えていたことを理解しなければならない」

 「日本の労働力は潜在的に量と質の両面で最良だ。彼らは工場を建設し、労働力を得たが、原料を持っていなかった。綿がない、羊毛がない、石油の産出がない、スズがない、ゴムがない、他にもないものばかりだった。(略)」 

 「もし原料供給を断ち切られたら1000万~1200万人の失業者が日本で発生するだろう。それを彼らは恐れた。従って日本を戦争に駆り立てた動機は、大部分が安全保障上の必要に迫られてのことだった」

 会場がどよめいた。証言通りならば、日本は侵略ではなく、自衛のために戦争したことになる。これは「侵略国家・日本を打ち負かした正義の戦争」という先の大戦の前提を根底から覆すどころか、東京裁判(極東国際軍事裁判)まで正当性を失ってしまう。”

 この記事、シリーズ物のようですのでもう少し調べてみます。