明日への選択2月号 「子の氏」を巡る海外事情が示す「大問題」 小坂実(日本政策研究センター研究部長)という記事に、記載されていた事案です。
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〇産経新聞11.21🔗立民、選択的夫婦別姓ヒアリング開始 与党揺さぶりへ「肩慣らし」、法案衆院通過に現実味
〝重徳和彦政調会長は実際の法案審議に向け、「親子の姓が違うゆえに、こんな破滅的なことが起こっている」というような海外事例の提示を法務省に要請。”
『これは、「破滅的」な事案が見つかれなければ、「問題ない」とでも強弁するつもりなのか?』と小坂先生は書かれています。
小坂先生のおっしゃる通りですし、逆説的に言えば、重徳政調会長はご自身が、夫婦同姓・旧姓使用の現在において「こんな破滅的なことが起きている」ことの事例を国民に提示しなければならない立場に立ってしまったことに気が付いていないのでしょうね。
結局、立憲民主党は現実を見ているのではなく、何らかのイデオロギーにおいて「選択夫婦別姓制度」を進めようとしていることが明らかとなる事案でした。
小坂先生の論文は密度が濃すぎて、私の頭では簡単にまとめることはできませんが、重要な話として、パスポートにおける通称使用の件についてご紹介します。
〝別氏推進派は日本で広がる旧氏の通称使用に関連して「他国では旧姓使用の概念はない」だとか「国際社会では通用しない」などと批判してきたが、事実に反する。”
〝フランスでは婚姻によって氏は変わらないが、日常生活上は一方の配偶者が他方の配偶者の氏を称することもあり「使用上の氏」と呼ばれる。(中略)使用上の氏はパスポートにも表記できる。”
〝ドイツにおいても、旅券法第4条により、パスポートに現氏のほか旧氏も併記できる”
〝「他国では旧姓使用のが宇年はない」は真っ赤なウソである。”
ウソで国民をだましてはいけませんね。