千葉市から小倉に転居して、寂しさを覚えることの一つが、簡単に「一般参賀」に参加できないことですね。そして、一般参賀の新聞記事は、御皇室主体で参加者目線の記事がないことになんとなく物足りなさを感じていました。
今日の産経新聞記事「風を読む 幾千年も続く皇統の安定を」(ネット記事 せっかちでいい事、悪い事 皇位継承は1千年後を考えて」産経新聞 論説副委員長 川瀬弘至氏の記事に参加者目線での場景が描かれていて、うれしかったのです。
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゛天皇誕生日の2月23日、皇居で行われた一般参賀には、約1万8千人が列をつくった。新年の一般参賀(1月2日)の約6万人には及ばないが、澄みわたる青空の下、日の丸の小旗を手にした人の波が途切れることなく二重橋を渡っていく光景は、いつみても壮観である。
その列の行きつく先、宮殿前の広場(東庭)には幾重もの人垣ができ、立錐(りっすい)の余地もないほどだ。やがて天皇陛下が宮殿のベランダに姿をみせられ、皇后陛下、秋篠宮皇嗣殿下、同妃殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下と続かれる。
一斉に打ち振られる日の丸の小旗。あちこちで上がる万歳の歓声―。日本人である喜びを、強く感じる瞬間である。
この喜びを、子供たちの代にも、孫たちの代にも、その次の代にも永遠に引き継いでいくのが私たちの世代の責務だ。そのためには皇位継承の安定化を急がなければならない。”
自分の前と後ろにつながるたくさんの人の波、その一員ということを感じるときの嬉しさ、天皇陛下御臨席を前に、自身が声を上げる「天皇陛下 万歳!」。日本人としての感性は絶頂に至ります。この声を上げるために一般参賀に参加するのです。
記事ではこのあと、皇位継承者が少ない事から旧宮家男系男子の皇籍復帰について国会の議論がまとまらないことを批判します。
まもなく2700年に至る日本の歴史=御皇室の歴史を、私たちの世代、子の世代で終わらせていいのでしょうか。この歴史を未来につなげるのは私たち日本国民の責任だと思うのです。
皇位継承問題の解決を邪魔する国会議員を落選させることが、私たち一般国民にできる日本国の歴史の継続手段だと思います。