3月2日に開催されたFFGホールでの菅谷怜子氏のピアノリサイタルについての私の感想です。
菅谷怜子氏のピアノリサイタルの演奏曲目は以下の通りです。
F.ショパン 練習曲 作品25-1 《エオリアンハープ》
練習曲 作品10-12《革命》
ワルツ 作品64《子犬のワルツ》
幻想即興曲 作品66
バラード第1番 作品23
スケルツオ 第2番 作品31
L.v.ベートーヴェン ピアノソナタ 第 8番 op.27-2 「月光」
ピアノソナタ 第14番 op.13 「悲愴」
ピアノソナタ 第23番 op.57 「熱情」
菅谷氏ご本人も「限界を超えるプログラムです」とおっしゃっていましたが、ピアノリサイタル初見の私でも、これはすごいと思いました。何せ、ハーフタイム20分とアンコール曲を含めて2時間40分を全力での演奏です。後半のベートーベンの曲目では1曲終わるごとに、汗をぬぐい、息を切らしての力演でした。
以前はコンサート等に参加していたのですが、いつの間にか自宅のAV空間でのミュージックBD・DVD鑑賞で満足するようになっていました。久々のイベント参加でリアルの音楽空間と自宅のAV空間は同等ではないこと、実際に参加して、見て、聞いて、感じることの楽しさを思い出しました。
いくつになっても学ぶことがあるものです。
結論として私は菅谷怜子氏の力演と、それを立派な音楽ホールで聴くことに感動しました。そして菅谷氏の次回のイベントにも参加したいと思いました。
追伸。
次回の菅谷怜子氏のピアノリサイタル情報です。
ベートーヴェン巡礼 2027
第1回ベートーヴェンピアノソナタ(全32曲)連続演奏会
2025年5月4日 14:30開場 15:00開演
福岡市美術館 ミュージアムホール
福岡市中央区大濠公園1-4
〇菅谷怜子氏HP🔗菅谷怜子ピアノリサイタル